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商品No:KOQ-374   永楽妙全 黄交趾菱皿(五客・共箱)
永楽妙全 銘々皿 ■五客、各 約 高さ 2.5 × 13.5 × 22 cm  ■共箱
独特の高貴さを放つ永楽の鮮やかな銘々皿。

永楽妙全 ( えいらく みょうぜん )
1852年(嘉永5)-1927年(昭和2)。千家十職・焼物師の永楽家十四代、得全の妻悠。明治42年、得全が歿した後、十四代代善五郎を名乗り、甥の山本治三郎(のちの15代善五郎正全)を育てながら、家業を継続、優美な作品を残す。三井高棟翁より「妙全」を賜わる。作品の箱書には善五郎と書き記し、高棟から受けた『悠』の朱印を押した。

商品No:KOZ-107  今井政之 柑釉馬頭耳ロブスター花壺(共箱)

今井政之 花壺
■高 36 p × 径 31cm、重量 約10kg   ■共箱、共布、陶歴

作家の高い技量と個性が良く表現された、個展出品作品とも
思われる素晴らしい迫力の大作である。

今井政之 ( いまい まさゆき )
1930年(昭和5)〜2023年(令和5)、大阪府生、のちに広島県竹原市へ疎開。1952年、京都へ移り、楠部彌弌に師事。日展特選、北斗賞、芸術院賞、ビエンナーレ国際陶芸展名誉大賞等受賞。日展理事。1978年、竹原に「豊山窯」を築窯。1993年、京都府文化功労賞を受賞、紺授褒章受章。2003年、日本芸術院会員。2008年、京都府文化賞特別功労賞。 2011年、文化功労者。

商品No:KOZ-111  小野珀子 釉裏金彩ぐいのみ(共箱)

小野珀子 釉裏金彩ぐいのみ
■高 3.9 p × 口径 6.2 cm  ■共箱、共布

金襴手の作品にくらべ、高度な技術と手間を要する釉裏金彩の作品は制作数も少なく、特に評価が高い。華やかさの中にも繊細さ、優しさのあるその美しさは、女性らしい、こまやかな仕事を感じさせる。

小野珀子 ( おの はくこ )
1925年(大正14)〜1996年(平成8)、名古屋市生。父の小野琥山に師事。加藤土師萌作の釉裏金彩の蓋物に強い感銘を受け、その技法を独学にて研究、獲得。日本伝統工芸展ほか受賞多数。作品は国立近代美術館をはじめ、シドニー国立美術館などにも収蔵される。92年、佐賀県重要無形文化財保持者に認定。

商品No:KOZ-127  若尾利貞 志野ぐい呑(共箱)

若尾利貞 志野ぐい呑
■高 4.4 cm × 口径 6.5 cm、高台内に銘「と」  ■共箱、栞

使用感あるも傷無く、形良く落ち着いた趣きの一品。

若尾利貞 ( わかお としさだ )
1933年(昭和8)岐阜県多治見市生まれ。製陶工場に勤めながら、独学にて陶芸を学び、志野を研究。60年中部美術展入賞、63年朝日陶芸展に入選し、志野焼において新風を巻起こす。日本伝統工芸展、中日国際陶芸展、日本陶芸展等入選多数、海外においても作品を発表、英国ロイヤルアルバート美術館・ストックホルム美術館に作品買上げ。多治見市重要無形文化財技術保持者認定、2003年志野の技法で岐阜県重要無形文化財保持者に認定。

商品No:KOQ-364  小野寺玄 越前土ぐい呑(共箱)

小野寺玄 越前土ぐい呑
■高 4.8 cm × 口径 7.6 cm、高台内に銘「玄」  ■共箱、共布

魯山人の弟子を経て、当店地元近く大磯にて作陶を続ける。土の探求にも熱心であった作家が特に好んだ越前土による作品。黒く良く焼き締まり、独特の深みのある土味を醸し出しています。

小野寺玄 ( おのでら げん )
1934年(昭和9)、北海道釧路市生。文化学院美術科陶芸研究室助手を経て、西村伊作、北大路魯山人に師事。昭和37年、大磯の坂田山に潮音窯を築窯、独立。炭化焼成(いぶし焼)を研究。日本伝統工芸展入選、日本陶芸展では文部大臣賞、秩父宮賜杯受賞など。

商品No:KOZ-126  二代 川瀬竹春 白磁水注(共箱)

川瀬竹春 白磁水注
■高 12.2 cm × (最大)幅 11.5 cm、美品  ■共箱、共布

繊細な仕事を感じさせる薄作りで大変優美な作品。

二代 川瀬竹春 ( かわせ ちくしゅん )
1923年(大正11)〜2007(平成19)、京都生。無形文化財 初代川瀬竹春の長男、本名順一。昭和24年、京都より父と共に神奈川県大磯三井城山窯に移り作陶。昭和35年、大磯町国府本郷に古余呂技窯を築窯、独立。昭和54年、二代竹春を襲名。長男忍は現代人気作家として活躍中である。

商品No:KOZ-989  中里重利 絵唐津角皿(五客・共箱)

中里重利 絵唐津角皿
■五客、各 高 約 2.5 p × 15 p × 15 p、底部に掻き銘「シ」 
■共箱(ヤケ・汚れあり)、栞


料理や菓子を盛り、すぐにも使いたくなる、あがり・図柄とも素晴らしい唐津の味わい溢れる角皿五客です。

中里重利 ( なかざと しげとし )
1930年(昭和5)〜2015(平成27)、佐賀県唐津市生。十二代中里太郎右衛門(無庵)の三男。52年、日展に入選。56年、現代日本陶芸展で松坂屋賞を受賞。65年、日展特選、北斗賞を受賞する。73年、唐津市神田に三玄窯を築く。75年、日本現代美術展で会員賞と文部大臣賞を受賞。85年、佐賀県芸術文化功労賞を受賞。86年、日展評議員となる。

商品No:KOZ-116  隠崎隆一 備前湯呑(共箱)

隠崎隆一 備前湯呑
■高 9.9 p × 6.7 p、未使用美品 ■共箱、共布、陶歴

現代備前を代表する人気作家。作者らしい独創的な造形に、素晴らしい焼き上がりの景色。手持ちもよく、日用に愛用したい一品。

隠崎隆一 ( かくれざき りゅういち )
1950年(昭和25)、長崎県福江市生。大阪芸術大学卒業後、一旦は商業デザインの道に進むが、備前焼に惹かれ岩本修一に学ぶ。備前陶芸センターを修了し、伊勢崎淳に師事。85年、岡山県長船町に連房式登窯を築窯、独立。86年、一水会展一水会賞を受賞。88年と92年、田部美術館主催「茶の湯の造形展」で大賞受賞。95年、MOA美術館岡田茂吉賞優秀賞を受賞。日本工芸会正会員。

商品No:KOQ-400  川瀬忍 青磁盃(共箱)
川瀬忍 青磁盃 ■高 3.5 p × 口径 6.3 p、美品 ■共箱、共布

現代青磁を代表する人気作家の繊細優美な一品。

川瀬 忍 ( かわせ しのぶ )
1950年(昭和25)、神奈川県生。二代川瀬竹春の長男。早くから無形文化財 初代川瀬竹春、二代竹春のもとで作陶を学び、個展を中心に活動。昭和56年、日本陶磁協会賞受賞など。

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