きものを脱いだ後は、シミや汚れがないか点検をして、風通しの良いところでしばらく吊るして湿気を取り、シワを伸ばしてから一枚ずつタトウ紙に入れてしまいます。
もし、シミや汚れを見つけたらできるだけ早めに和装専門クリ−ニングに出しましょう。特に汚れがない場合は一度着る度にクリーニングをする必要はありません。
年数を経て全体的に少し汚れきたようであれば、きものをそのままの形で洗う「丸洗い」をします。
頻繁に着て、目立った汚れや生地のクタビレが気になる場合や、永く放って置いた古いきものを仕立て直したり、染め直しをするときは「洗張り」をすると良いです。きものを全て解いて、布の状態にしてから水に通して洗いますので、生地がシャンとして、汚れとともに型崩れも取れて、絹本来の風合いや光沢を取り戻せます。
■ 丸 洗 い
きものをそのまま丸ごと洗います。
着用による普通の汚れならばほぼきれいになります。
品 名 | 料 金(税込) |
---|---|
振袖/留袖(比ヨク付き) | ¥8,800 |
訪問着/付下げ/小紋/紬/喪服 | ¥7,700 |
羽織/単衣長着/夏物長着/コート | ¥6,600 |
帯/長襦袢 | ¥5,500 |
※丸洗いで落ちない時は、別途シミ抜き代がかかります。
■ 洗 張 り
きものを解いて反物の状態にもどしてから洗います。
絹本来の風合いや光沢も蘇ります。
品 名 | 料 金(税込) |
---|---|
振袖/留袖(比ヨク付き) | ¥13,200 |
訪問着/付下げ/小紋/紬/喪服 | ¥11,000 |
羽織/単衣長着/夏物長着/コート | ¥8,800 |
長襦袢 | ¥7,700 |
※上記料金には解き作業代も含まれています。
■ シミ抜き
シミ汚れやカビ等取ってきれいにします。内容や状態に応じた和装特殊加工作業ですので、費用やお時間は 対象範囲、状態、程度によって異なります。ご希望により、お着物をお預かりし、加工前に概算お見積りもいたします。
早めのお手入れが何より肝心です。 時間が経つほどとり難くなります。シミなどは、こすったり自分で処理しようとすると、かえって状態を悪くしがちです。
着物は、お召しになる方に合わせて何度でも「お直し」をすることで、綺麗に永く着ることができるものです。一枚の着物は、寸法を直したり、生地を取り替えたり、適切なお直しをしながら、母から自分へ、娘へと何世代にも着続けていくことで、いつの間にか、大切な家族の宝となっていることでしょう。
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