永末吉右衛門のやきもの

永末吉右衛門の作品たち

永末吉右衛門(本名 晴美)
Nagasue Kichiemon
【 1917 - 2005 】

京都の宇治朝日焼の窯元で修業し、1949年に福岡県田川郡方城町に「 豊前吉右衛門窯 」を開きました。 細い陰刻線を輪郭に、淡い呉須や鉄彩を用いるその手法は、周辺の上野焼の伝統とは全く異なった、繊細にして優雅な独自の雰囲気を醸し出しています。 古墳などから発掘された江戸時代初期に焼かれたとされる高取系の陶片や彩調などをモチーフにした複雑な紋様などもありながら、すっきりと洗練された趣があります。

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 刻 染 付( ほりそめつけ )
吉右衛門独自の技法。陶器の素地が半乾きのうちに、鋭い鉄筆様の道具で文様を刻(ほり)り、その後、乾燥、素焼きを経て刻られた細い溝状の線に顔料(呉須、鉄など)を入れ、その後、彩色するもの。

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