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商品No:KOQ-245  九代 大樋長左衛門 茶碗(共箱)
■高 8 × 口径 11.5 × 高台径 5.5 p
■共箱、共布、「大樋長左衛門」名刺付

明治30年〜昭和61年(1901〜1986)金沢市生。
楽焼の流れを汲む茶陶の大樋家、8代長左衛門の長男。
主に日本伝統工芸展で活躍。裏千家より淡々斎茶道文化賞を受賞、
昭和52年裏千家15世鵬雲斎御家元より陶土斎の号を贈られる。
大樋歴代陶工の中でも名工として人気が高い。日本工芸会正会員。
商品No:KOQ-305  大樋年朗(十代長左衛門) 茶碗(共箱)
■高 7.9 × 口径 11.3 × 高台径 5 p
■共箱(蓋にやや反り;画像参照)、陶歴・栞

当代・十代大樋長左衛門が大樋年朗の名前で精力的に作品を
発表していた40代の秀作品。黄釉の発色が素晴らしい茶碗です。

昭和2年(1927)石川県生、九代長左衛門の長男で、本名は奈良年朗。東京芸大卒。昭和62年、十代大樋長左衛門襲名。平成16年、『文化功労者』に顕彰される。平成23年、文化勲章受章。芸術院賞・文部大臣賞受賞。日展常務理事、現代工芸常任理事。
商品No:KOQ-318  金重陶陽 備前茶碗(共箱)
■高 7.4 × 径 12.5 p、高台内に掻き銘「ト」、共箱

人間国宝にして「備前焼中興の祖」といわれる陶陽の作品。
轆轤で端整に成型された茶碗は手持ちも良く、美しく上品な姿です。
独特の土味、見込に広がる緋襷、口縁にかかった光沢を放つ胡麻
など見所ある茶碗に仕上がっています。

1896(明治29)〜1967(昭和42)。名は勇。伊部に生まれ、陶技、識見ともに卓越した名工。昭和29年、岡山県無形文化財保持者に認定。昭和31年、人間国宝に認定。昭和35年、山陽新聞文化賞、岡山県文化賞。 昭和41年、紫綬褒章。 昭和16年に陶陽が改造した登り窯は、今日の備前の窯の原形となっている。
商品No:KOQ-336  六代 高橋道八 黒釉茶碗(共箱)
■高 8 × 口径 11.8 × 高台径 5 p、高台脇に掻名・印銘
■共箱、共布

飴釉に似た艶のある黒釉で端正な姿に仕上がっている作品。
高台全体は、経年・使用汚れに伴い、やや黒ずんだ感あるが
傷は無く、状態良好。

1881(明治14)〜1941(昭和16)、京都生。四代道八の次男、本名英光、号は華中亭。大正4年、六代襲名。伝統の道八様式をよく守り、陶器、磁器を製作。煎茶道の流行に伴い、煎茶器道具を多く造り最も得意とした。昭和3年には、今上陛下即位式に大花瓶を献上。
商品No:KOQ-355  十二代 田原陶兵衛 萩茶碗(共箱)
■高 8.3 × 口径 14.1 × 高台径 5.2 p、高台脇に印銘
■共箱

井戸形、切高台の美しい造形と、優しい釉調の景色が、奥ゆかしい
上品さを感じさせる作品です。まさにお茶に使いたい茶碗。

1925(大正14)〜1991(平成3)、山口県長門市生。十代陶兵衛の二男。江戸時代より続く深川萩焼を代表する名窯である田原陶兵衛窯の12代目。昭和32年、兄である11代陶兵衛の死去により、12代を襲名。56年には山口県の無形文化財萩焼保持者となる。よく茶道に通じ、茶碗に優品が多く、ことに灰被りの技術に優れたことで著名。
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